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Volume #01
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FIRST Story
We were chicks.
It was a yellow chick of the beak.
It can not even barely take the bait alone.
So, we decided to make the herd.
But, came the time of fledging.
In the nest, past the time to get the food from their parents.
Standing on the ground in their own feet.
To flap both wings.
Come eye to the front of the sky.
To fly away in droves.
That to the blue sky that aim.
To that free wide sky.
我々は雛だった。
くちばしの黄色い雛だった。
ひとりではろくに餌を採ることもできない。
だから、群れを作ることにした。
けれど、巣立ちの時がやってきた。
巣の中で、親鳥から餌をもらう時期は過ぎた。
自分の両足で大地に立ち。
両の翼を羽ばたかせ。
さあ目の前の大空へ。
群れをなして飛び立とう。
あの目指す青い大空へ。
あの自由な広い大空へ。
Talking about
漫画家として活動し、
『ケッタ･ゴール！』（ポプラ社刊）
連載後、小説家に転進。
第十一回ジュニア冒険小説大賞を取って、
『宇宙犬ハッチー 銀河から来た友だち』
（岩崎書店刊）でデビュー。
科学好きの宇宙好き。
サッカーも好きで、柏出身レイソルサポーター。
商業出版も目指しつつ、
「好き」を貫くためにセルパブにも身を投じる。
だったらもうちょっと筆が速くないとと思う今日この頃。
かわせひろし
編集長／作家・漫画家
